ハーブティーを飲んでみたいけれど、淹れ方がわからない…とお悩みではありませんか?
私も初めてハーブティーを飲もうとしたときは「どうやって淹れるんだろう?」と疑問に思ったことがあります。
ハーブティーの淹れ方は難しいことはなく、とてもシンプルで簡単です。
ティーポットにハーブを淹れてお湯を注ぎ、フタをして3~5分ほど待ったらハーブティーを飲むことができますよ。
これから、ハーブ初心者さんのために基本のハーブティーの淹れ方をご紹介します。
ドライハーブ(乾燥ハーブ)やフレッシュハーブ(生ハーブ)、ティーバッグの淹れ方を順に紹介するので、参考になればうれしいです!
基本のハーブティーの淹れ方(ドライハーブ)
ハーブティーの淹れ方は簡単で、ティーポットにハーブを淹れてお湯を注ぎ3~5分ほど待つだけで完成します。
また、これからご紹介するいくつかのポイントを押さえるだけでよりおいしくハーブティーをいただくことができますので、参考にしてみてください。
私が実際に使っている道具もあわせてご紹介するので、道具選びで困っている場合はチェックしてみてくださいね。
これから、ドライハーブを使った基本のハーブティーの淹れ方をご紹介します!
必要な道具
ハーブティーを飲むための道具をそろえるのって、なんだか大変そうだな~
必要な道具は紅茶や緑茶を飲むときとさほど変わらないですよ。簡単にそろえることができるのでご安心ください♪
ハーブティーを淹れるときに最低限揃えておきたい道具は、次の3つです。
- ティーカップ
ハーブティーを飲むのに、ティーカップは欠かせませんよね。
極論、飲みものが飲めるカップなら何でも構いません!まずは、お手持ちのマグカップや湯呑みで飲んでみるのも良いですよ。
ティーカップをハーブティー用に用意したいなら、白色・ガラス製のティーカップがおすすめです。
白色・ガラス製のティーカップは、ハーブティーの色を楽しみながら飲むことができますよ。
- ティーポット
ハーブの茶葉を使って淹れるときには、必ずティーポットが必要です。
ハーブティーを淹れるときは、ハーブの香りが逃げないようにフタ付きのポットを使いましょう。
また、ティーポットの素材はガラス製のものを使うことをおすすめします。
その理由は、ハーブティーを抽出している間に葉や花が広がる様子を目で楽しむことができるからです。
私はハーブがゆらゆらと揺れる様子が見えやすい、KINTOの「UNITEA ワンタッチティーポット」を使っていますよ。
なお、緑茶用の急須には緑茶の成分が蓄積されていることがありますので、味が混ざらないように急須を使うのは控えるのがベターです。
そのため紅茶用の陶器のティーポットを使うか、ガラス製のティーポットをハーブティー用に用意してみてくださいね♪
- 茶こし
ハーブティーをこすためには、茶こしも必要です。
最近は茶こし付きのティーポットが主流なので、別途茶こしを用意しなくて良い場合がほとんどのような気がします。
もし茶こしが必要な場合は、細かくカットされた茶葉がすり抜けないように目の細かいものを選ぶと良いですよ。
他にも、ティースプーンやタイマーなどがあると便利です。
ハーブティーを淹れるときに必要な道具・便利な道具については詳しくはこちらの記事でもご紹介しているのでぜひご覧ください♪
私の使っているティーポットについてもご紹介していますよ。
用意するもの
ハーブティーを淹れるときは、以下のものを用意しましょう。
1人分のハーブティーを淹れるときは、ティースプーン山盛り1杯に対して150mlのお湯を注いで淹れましょう。
ハーブティーの香りや味をティーポットの中に閉じ込めるため、フタ付きのポットを用意できると良いですね。
茶こしがティーポットに付いている場合は、別途用意する必要はありませんよ。
ドライハーブティーの淹れ方
基本のハーブティーの淹れ方は次の通りです。
ハーブティーの温度が下がってしまうのを防ぐため、ティーカップとティーポットはお湯であらかじめ温めておくと良いですよ。
私は面倒くさがってこの手順を省いてしまうこともありますが、カップやポットを温めておいたほうがおいしくいただけると思っています。
お湯は沸騰してから少し置いて、95~98℃くらいになったものを使うとえぐみが出にくいですよ。
ハーブティーの成分は、ティーポットにフタをして蒸らしている間にどんどん抽出されていきます。
香りが飛ぶのを防ぐため、ティーポットのフタは必ず閉めるようにしましょう。
抽出時間は、ハーブの花や葉を抽出する際は3分ほど、実や種を抽出する際は5分ほどがおすすめですよ。
カモミールやローズのような花、ミントやレモングラスのような葉のハーブは比較的早く抽出されるので抽出時間は3分と短めです。
ローズヒップのような実、フェンネルやアニスシードのような種、ダンデライオンルートのような根のハーブは抽出に時間がかかるため、5分間じっくりと蒸らしましょう。
5分を超えて長い時間抽出をすると、ハーブからえぐみや苦みがでてしまうことがあるので注意してくださいね。
私はハーブティーを淹れたことを忘れてしまって、渋くて濃~いティーになってしまったことがあります…。抽出時間はしっかり守りましょう!
ハーブティーの淹れ方は簡単で、ティーポットにハーブを淹れてお湯を注ぎ3~5分ほど待つだけで完成しますので一度お試しください♪
フレッシュハーブティーの淹れ方(生ハーブ)
フレッシュな生のハーブでハーブティーを淹れたいけど、どうしたらいいんだろう?
ドライハーブの2~3倍量のフレッシュハーブを用意して、同じように淹れたら良いですよ。
フレッシュハーブは新鮮な香りが特徴で、ドライハーブとはまた違った味わいを楽しむことができますよ。
これから、フレッシュハーブティーの淹れ方をご紹介します!
ドライハーブとフレッシュハーブの違いについては、こちらで詳しく解説していますよ。
用意するもの
フレッシュハーブティーを淹れるときは、以下のものを用意しましょう。
フレッシュハーブはご自宅で育てているものを使ってももちろん良いですし、スーパーなどで買っても良いですね。
具体的にどこで売っているのかについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
フレッシュハーブを使ってハーブティーを淹れるときは、ドライハーブの2~3倍の量を使うようにしましょう。
また、ドライハーブと同様に必ずフタ付きのポットでハーブティーを淹れてくださいね。
フレッシュハーブティーの淹れ方
フレッシュハーブティーの淹れ方は次の通りです。
基本的な淹れ方はドライハーブと同じです。
違いを挙げるとするなら、フレッシュハーブはちぎってからティーポットに入れたほうが良いです。
なぜなら、ちぎったところから香りや有効成分が抽出されやすくなるためです。
手を汚したくない場合はハサミを使ってチョキチョキと切ってポットに入れましょう。
また、ティーポットにフレッシュハーブを入れる前に、軽く手のひらの上で叩いて香りを立たせるのも良いですよ。
代表的な和ハーブである大葉を使うときに、よく行われている方法ですよね。叩いた瞬間にふわっとハーブが香ると幸せな気分になります♪
フレッシュハーブのハーブティーを淹れて、新鮮な味や香りを楽しんでみてくださいね。
ティーバッグのハーブティーの淹れ方
茶葉がそのまま包装されたルースティーではなく、ティーバッグでハーブティーを楽しむことも多いですよね。
私がハーブティーに興味を持ち始めた頃は、ティーバッグタイプのハーブティーを飲むことが多かったです!
ティーバッグでハーブティーを飲む場合は、ティーカップさえあれば淹れることができるのでとても簡単ですよ。
これから、ティーバッグのハーブティーの淹れ方をご紹介します!
用意するもの
フレッシュハーブティーを淹れるときは、以下のものを用意しましょう。
使うお湯の量は、ティーバッグの箱に書いてあればその通りに淹れてくださいね。
ティーカップでハーブティーを淹れるときも、フタになるものがあると良いでしょう。
ソーサーやお醤油皿などフタができれば何でも構いませんので、香りや味が逃げないように閉じ込めると良いですよ。
ティーバッグのハーブティーの淹れ方
ティーバッグのハーブティーの淹れ方は次の通りです。
ドライハーブやフレッシュハーブの茶葉を使うときよりも、手順が簡単かつ洗い物が少ないのが嬉しいポイントですね。
気軽にハーブティーを楽しめるので、一度飲んでみたい!と思っているハーブ初心者さんには特におすすめしたいです。
抽出時間は、ティーバッグの箱に書いてあればその通りの時間を守りましょう。
軽くティーカップを揺らすか、スプーンでくるっと円を書くように回すと濃さが均一になりよりいっそうおいしくいただけますよ。
ティーバッグのハーブティーは気軽に楽しめるので、ハーブティーを飲んでみたい!と思っていたらぜひ一度お試しください!
まとめ
- ハーブティーの淹れ方は簡単で、ティーポットにハーブを淹れてお湯を注ぎ3~5分ほど待つだけで完成する
- フレッシュハーブでハーブティーを淹れる場合は、ドライハーブの2~3倍量を使う
- ティーバッグのハーブティーは気軽に楽しめるのでハーブ初心者さんにもおすすめ
今回は、基本のハーブティーの淹れ方をご紹介しました!
道具の使い方やお湯の温度、抽出時間などちょっとしたポイントを抑えるだけでハーブティーはよりおいしくいただくことができます。
「ハーブティーってどうやって淹れるんだっけ?」と思ったら、この記事を読み返していただけると幸いです!
ハーブティーの茶葉ってどこで買えるの?と悩んだときにはこちらの記事がおすすめですよ。