「植物性の精神安定剤」の呼び名で知られるハーブである、パッションフラワー。
よく似た名前を持つ果物に、パッションフルーツがありますよね。

パッションフラワーとパッションフルーツには何か関係があるの?違いが知りたい!

パッションフラワーはトケイソウ科トケイソウ属の植物の総称であり、その中のクダモノトケイソウという品種の実の部分が、パッションフルーツと呼ばれています。
また、「パッションフラワー」の名前で流通しているハーブはチャボトケイソウという品種であり、パッションフルーツとは品種に違いがありますよ。
今回は、パッションフラワーとパッションフルーツの違いについてご紹介します!
パッションフラワーとパッションフルーツの違い

パッションフラワーとパッションフルーツは名前がよく似ていますが、どのような違いがあるのか気になったことはありませんか?

パッションフルーツは、スーパーの果物売り場で見たことがあるよ。

パッションフラワーは、心を落ち着かせるハーブとして有名ですよね。
パッションフラワーはトケイソウ科トケイソウ属の植物の総称のことで、その中でもクダモノトケイソウに分類される品種の実の部分が、パッションフルーツと呼ばれています。
また、チャボトケイソウに分類される品種がハーブとして親しまれていますよ。
これから、パッションフラワーやパッションフルーツの特徴や違いについて詳しく解説します!
パッションフラワーはトケイソウの総称

ハーブを生活に取り入れていると、パッションフラワーという名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
パッションフラワーはトケイソウ科トケイソウ属の植物の総称であり、別名「トケイソウ」としても親しまれています。
3本に分かれためしべの部分が、時計の針に似ていることからトケイソウと呼ばれるようになったそうですよ。
トケイソウには約500種以上の品種が存在し、観賞用として楽しめるものや、実を食べることができるものがあります。

見た目がユニークなお花なので、お庭に植えたら目を引かれそうですね!
代表的な品種にはチャボトケイソウやベニバナトケイソウ、クダモノトケイソウなどがあります。
「パッションフラワー」の名前で流通しているハーブは、トケイソウなら何でも良いというわけではなく、チャボトケイソウという品種に限定されていますよ。
ハーブに用いられるのはチャボトケイソウの地上部の全草

パッションフラワーはトケイソウの総称ですが、すべての品種をハーブとして用いることができるわけではありません。
ハーブティー専門店などで「パッションフラワー」の名前で売られているハーブには、和名「チャボトケイソウ」という品種の草や茎、花など地上に出ている部分すべてが用いられています。
チャボトケイソウは「植物性の精神安定剤」と呼ばれるほど優れた鎮静作用を持ち、心を落ち着かせる効果があるハーブです。
緊張がほぐれないときや、心配なことがあって眠れない夜にはチャボトケイソウのハーブティーを飲むのが良いでしょう。
また、鎮痛作用もあるため、神経痛や頭痛が気になる場合にもおすすめですよ。
パッションフルーツはクダモノトケイソウの実

パッションフルーツとは、トケイソウの中でも「クダモノトケイソウ」に分類される品種の、実の部分を指します。
直径約6~7cmの卵型の果物であり、半分に切ると甘酸っぱいゼリー状の果肉が詰まっているのが特徴です。
中身をスプーンですくって食べたり、ジュースやジャムして食べたりするのが主流ですね。
トケイソウに分類される他の品種にも実が生ることはありますが、クダモノトケイソウほどおいしくなかったり毒性があったりするので食用としては流通していないようですよ。
パッションフラワーは別名「トケイソウ」と呼ばれる植物の総称、またはハーブとして用いられる「チャボトケイソウ」という品種を指し、パッションフルーツは「クダモノトケイソウ」という品種の実の部分を指すという違いがありますよ。
パッションフラワーとパッションフルーツってどんな味?

パッションフルーツとよく似た名前を持つ、パッションフラワーのハーブティーはどんな味がするのでしょうか。

パッションフラワーのハーブティーってどんな味?パッションフルーツみたいな甘酸っぱい味がするの!?

チャボトケイソウの草や花などを乾燥させて作られるパッションフラワーティーは、クダモノトケイソウの果実であるパッションフルーツとは味わいが異なります。
パッションフラワーのハーブティーは草っぽい香りとクセのない味が特徴で、パッションフルーツは甘酸っぱい味が特徴ですよ。
これから、パッションフラワーのハーブティーと、パッションフルーツの果実の味がどう違うのかについてご紹介します!
パッションフルーツは甘酸っぱい味

パッションフルーツという名前は耳にすることがあっても、実際に目にしたり食べたりする機会はあまりないですよね。
一体どのようなフルーツなのでしょうか?
パッションフルーツはクダモノトケイソウという品種の果実の部分であり、南国を思わせるような甘酸っぱい味がします。

南アメリカが原産なので、トロピカルな果実というイメージですね♪
同じく南国のフルーツであるマンゴーやパイナップルと比べると、甘く芳醇な香りがするのも特徴ですよ。
パッションフラワーのハーブティーはクセがない味

パッションフラワーのハーブティーには、パッションフルーツのような甘さや酸味はありません。
味にクセはなく、ほのかに渋みがあるのと草っぽい香りがするのが特徴です。

見た目が華やかなハーブなので、フローラルな香りや味わいを想像していました。意外ですね!
クセがないので、他のハーブともブレンドしやすいですよ。
同じく鎮静作用のある、カモミールやラベンダーなどのハーブとのブレンドがおすすめです。
パッションフラワーのハーブティーは、チャボトケイソウの草や茎、花などを使用して作られます。
そのため、異なる品種であるクダモノトケイソウの果実である、パッションフルーツとは違った味わいになるんですね。
パッションフラワーティーには、パッションフルーツのような甘酸っぱさはなく、クセのない味わいや草っぽい香りが特徴ですよ。
パッションフラワーやパッションフルーツの花はどんな形?

店頭でパッションフルーツを目にすることはあっても、パッションフラワー(トケイソウ)がどんな花なのかはあまり知られていないのではないでしょうか。
ハーブティーに用いられるパッションフラワー(チャボトケイソウ)も、パッションフルーツの花の部分(クダモノトケイソウ)も、時計のような独特な形をしています。
時計の文字盤のように並んだ花びらと、花のまんなかから時計の針のように伸びる3本のめしべが印象的ですね。
日本ではパッションフラワーの花が時計に似ていることから「トケイソウ(時計草)」と呼ばれていますが、海外では「キリストの受難(Passion)の花」とも呼ばれています。
さまざまな言い伝えがありますが、5本のおしべはキリストが受けた5つの傷、3本のめしべはキリストの手足に打ち込まれた釘を表していると捉えて名付けられたという説がありますよ。
また、パッションフラワーの花が、キリストの頭にのせられた茨の冠に見えることから名づけられたとも言われています。

国や地域によって、花の捉え方が変わるというのはおもしろいことですね!
パッションフラワーやパッションフルーツの花は時計に似たユニークな形をしており、華やかな見た目をしていますよ。
まとめ

- パッションフラワーは別名「トケイソウ」と呼ばれる植物の総称、またはハーブとして用いられる「チャボトケイソウ」という品種を指し、パッションフルーツは「クダモノトケイソウ」という品種の実の部分を指すという違いがある
- パッションフラワーティーの味はクセが無く、パッションフルーツの味は甘酸っぱいという違いがある
- どちらの花も時計に似たユニークな形をしており、華やかな見た目をしている
今回は、パッションフラワーとパッションフルーツの違いについてご紹介しました。
パッションフラワーはハーブティー専門店などで、パッションフルーツはスーパーなどで手に入るのでぜひ一度味わってみてくださいね♪
どこでパッションフラワーのハーブを手に入れたらいいかわからない…という場合はこちらの記事も参考にしてください。