お庭でミントを育てていると、育ちすぎて消費できずに困ることがありますよね。
料理やデザートの飾りに使おうと思っても、大量消費できるわけではないのでなかなか使い切れません。
私もベランダでアップルミントを育てているのですが、料理以外の使い道が思い浮かばず悩むことがあります。
そこで今回は、ミントが育ちすぎてしまったときに大量消費できる方法を考えて21個ピックアップしてみました!
ミントの料理以外で大量消費したいときは、掃除やお風呂、美容、虫除け、ニオイのケア、鼻づまりの解消に使うことができますよ。
これから、料理以外でのミントの使い方をそれぞれ詳しくご紹介します!
ミントを料理以外で大量消費する方法!掃除や消毒に使える
ミントと言えばケーキの飾りやハーブティー、モヒートなどのイメージがあるため料理以外での使い道がなかなか思いつきませんよね。
料理以外で大量消費できる方法の一つとして、ミントの葉を掃除に使うというアイデアがあります。
ミントを使って次のものを作って、掃除に使ってみましょう♪
ミントの種類は、ペパーミントやスペアミント、アップルミントなど何でも構いませんよ。
これからミントを掃除に使って大量消費する方法をご紹介します!
ミントウォーター(ミント+水またはお湯)
ミントを料理以外に使うって、なんだか難しそうなイメージ。手軽に暮らしに取り入れられる方法を知りたいなぁ。
水またはお湯にミントを浸しておくだけで完成する、ミントウォーターを掃除に使ってみましょう!
いつも水拭きしているテーブルや床などをミントウォーターで拭くと、爽やかな香りに包まれてスッキリしますよ。
ミントウォーターを水で作るときは、掃除で使いたい量の水を用意してたっぷりのミントの葉をちぎって入れましょう。
成分を存分に取り出すために、ミントの葉はちぎってから使うのがポイントですよ。
ミントウォーターはもちろん飲むことができるので、飲みもの用のボトルで作って飲用にも掃除にも使えるようにしても良いですね。
水にミントの葉を入れたら冷蔵庫に移して3時間ほど置き、ミントの成分が抽出されてから茶こしなどでこして使いましょう。
よりしっかり成分を抽出したい場合は鍋で2カップの水を沸騰させ、そこにちぎったミントの葉を20g入れて煮出すのがおすすめです。
ミントの葉を入れたら火を弱めて、10分ほど煮出しましょう。水色(すいしょく)が薄い茶色になったら、成分がしっかり抽出されている証拠です!
作りたては熱いので、茶こしでこしながら耐熱のピッチャーなどに移してしばらく冷ましてから使うと良いですよ。
残ったミントの葉はフローリングや玄関タイルなどにまいて掃くと、ホコリや髪の毛が絡んで掃除がしやすくなりますよ。
キッチンクリーナー(ミント+酢)
抗菌効果のあるミントとお酢を混ぜて、キッチンクリーナーを作ることもできます。
お酢は水回りの汚れを落とすのに効果的で、キッチンシンクにたまった水垢や石けんカスを分解するのに大活躍しますよ。
また、ミントには抗菌効果があるので、キッチンクリーナーを使うことでキッチンを清潔に使うことができそうですね。
ミントも酢も食べられるものなので、口に入っても安全なのが嬉しいポイントです。お子さんがいても安心してお使いいただけると思います♪
お風呂やトイレの掃除にも使える万能アイテムなので、ミントを料理以外で大量消費したいときにぜひ作ってみてください。
お酢のツンとした香りはすぐに飛ぶので、お酢の香りが苦手な場合でも使いやすいと思います!
ミントのお酢のキッチンクリーナーを作るときは、次のものを用意しましょう。
ミントの種類はお好みのもので構いませんが、強い香りが苦手な場合はペパーミント以外のミントで作るのが良いでしょう。
レモンなど柑橘類の皮を入れると、油汚れにも効果を発揮しますよ。オレンジやみかんの皮などお好みのものを使ってくださいね。
柑橘類の皮を入れる場合は、ベルガモットミントのように柑橘系の香りがするミントは相性が良さそうですね♪
完成したキッチンクリーナーはスプレーボトルに移すと、綺麗にしたい場所にシュッと吹きかけて使えるので便利ですよ。
キッチンクリーナーを作った後は茶こしでこす必要がありますが、あらかじめミントの葉をお茶パックに入れて使うとこす手間が省けますよ。
ガラス容器に入れたキッチンクリーナーは、直射日光のあたらない場所で保管するようにして1日数回やさしく振り混ぜるようにしましょう。
スプレーボトルにはそのとき使う量だけを移して、精製水で薄めるのが良いですよ。
キッチンクリーナーを使うときは、お酢に弱い金属には使わないように気を付けましょう。
私のおすすめの使い方は、お弁当箱に中身を詰める前にキッチンクリーナーをしみこませたペーパータオルで内側を拭くという方法です。
ミントには抗菌効果があるので、菌の増殖が気になる時期にぜひ試してみてくださいね♪
カーペットクリーナー(ミント+重曹)
ミントと重曹を混ぜて、カーペットについた汚れを落とすカーペットクリーナーを作ることもできます。
カーペットクリーナーは、カーペットの臭いや汚れが気になるところに振りかけたのちに掃除機で吸い取るだけと簡単に使うことができますよ。
作り方は、乾燥させたミントの葉を重曹と1:2の割合で混ぜるだけととても簡単です。
完成したカーペットクリーナーの使い方は次の通りですよ。
重曹がほこりを浮き上がらせてくれるので、掃除機の強いモードで一気に吸い取りましょう。
カーペットの毛足が長い場合は重曹を手でしっかりとなじませて、念入りに掃除機で吸い取れば良いですよ。
重曹にミントを混ぜているおかげで、爽やかな香りでカーペットを掃除できるのでスッキリとしますよ。
お子さんやペットがいて重曹を使うのが心配な場合は、食用の重曹を使ってくださいね。
消毒スプレー(ミント+アルコール)
ミントなどのハーブをアルコールに浸して作られる「ハーブチンキ」をご存知ですか?
ハーブチンキとは水やお湯では取り出しきれないハーブの成分がぎゅっとつめこまれた液体のことで、さまざまな使い道があります。
その中でも今回は「ミントチンキ」を使った消毒スプレーの作り方をご紹介します!
ミントチンキの消毒スプレーを作る際は、次のものを用意しましょう。
今回は、手指消毒に使えるアルコールである「無水エタノール」を使用します。除菌や虫除けが目的の場合は、ウォッカやホワイトリカーを使うこともありますよ。
無水エタノールは薬局で手に入りますので、チェックしてみてくださいね。
ミントチンキの消毒スプレーの作り方は、次の通りです。
カビが生えるのを防ぐため、ガラス容器は完全に乾いてから使うようにしましょう。
ミントの葉を洗った後も、しっかり水気を拭きとってから使うと良いですね。
ミントを無水エタノールに浸すと、上の画像のように色が抽出され始めます。2週間経つと淡い黄緑色から深緑色へと変化していきますよ。
ミントチンキが入ったガラス容器は、1日1回軽く振り混ぜるようにしましょう。
消毒用アルコールを作るときのポイントは、精製水と無水エタノールを1:4の割合で薄めることです。この比率は必ず守るようにしましょう♪
抗菌効果のあるミントを使ったスプレーは、手指の消毒やドアノブの消毒などに使えるのでぜひお試しください!
スプレーしたてはアルコールのツンとした匂いが感じられますが、時間が経つとその匂いは飛び、手にはほのかにミントの香りが残りますよ。
無水エタノールを使ったハーブチンキの作り方にもっと詳しく知りたい!と思ったらこちらの記事をご覧ください。
ミントを料理以外で大量消費したいときは、キッチンクリーナーやカーペットクリーナーなどを作って掃除に活かしましょう!
ミントを料理以外で大量消費する方法!お風呂で使える
ミントの爽やかな香りが好きだから、料理以外でも香りを楽しめる使い道があると嬉しいな。
お風呂に入れると、湯気とともに香りが立ち上って幸せなひとときを過ごすことができますよ♪
ミントの葉をお風呂で大量消費できる方法として、次のようなアイデアがあるのでぜひ試してみてください!
これから、ミントをお風呂で使う方法を詳しくご紹介します!
入浴剤として使う
ミントを料理以外で大量消費したいなら、ミントの葉をたっぷりとお風呂に入れて香りを楽しむのがおすすめです。
ミントなどのハーブを入浴剤として入れたお風呂は「ハーバルバス」と呼ばれ、ハーブが持つ力のおかげでリラックス効果が期待できるんですよ。
入浴剤としてミントの葉を使うときは、次のものを用意しましょう。
お風呂に入れるミントの量は、浴槽の大きさや収穫できた量に合わせて調整してください。
ミントの香りがお好きなら、たっぷり入れて爽やかな香りを存分に楽しみましょう!
大量消費にはぴったりな使い道ですね。私もミントの香りに包まれて癒されたいです♪
葉焼けしたり虫に食われたりして、食べるのには抵抗がある…という葉っぱもぜひ入浴剤に使ってくださいね。
また、ミントはお風呂にそのまま入れると排水溝に詰まりやすいので、散らからないように必ず袋に入れて使うようにしましょう。
ミントを入浴剤として使う方法は、次の通りです。
ミントの葉に汚れがついている場合は、あらかじめサッと水で洗っておきましょう。
葉をちぎってからお湯に入れると、ちぎったところから成分が出て香りが立ちやすくなりますよ。
お風呂の中でミントの葉をすりつぶすようにして揉むのも良いですね。もみもみしながら香りを楽しみましょう!
お肌が弱い場合は、様子を見ながら少量から試してみてくださいね。
手浴・足浴に使う
手や足が冷えているときやむくんでいるときは、手浴や足浴にハーブを使うのも良いですね。
手浴の場合は洗面器に、足浴の場合はバケツに5gほどのハーブを入れて熱湯を注ぎましょう。
5分ほど待ってハーブの成分が抽出されたら水を足して、ちょうどいい温度になったら手や足を入れます。
手や足をお湯に入れるだけでも十分に身体を温めることができるので、入浴できないときなどにおすすめですよ。
入浴できないときでも、ミントの香りで気分までさっぱりしそうです!
バスウォーターを作る
ミントをアルコールに浸して作る「ミントチンキ」は、バスウォーターとして使うこともできます。
ミントチンキをバスウォーターとして使用する際は、湯船に30~50mlのチンキを注ぎましょう。
注ぐ量はお風呂の大きさやお湯の量に合わせて調節してくださいね。
チンキの作り方はこちらで紹介していますので、参考にしてみてください!
ミントバスソルトを作る
ミントの葉をそのままお風呂にいれるのではなくアレンジしてみたい!というときにはバスソルトがおすすめです。
しかし、手作りのバスソルトといえば精油や植物油を使う方法が多くなんだか難しい印象を持ちますよね。
そこで今回は、ミントの葉と天然塩だけで作る簡単なバスソルトをご紹介します!
ミントのバスソルトを作るときは、次のものを用意しましょう。
上記の分量は1回分です。フレッシュなミントを使うときは、1回分の量で作って使い切るのが良いですよ。
10g~20gほどのミントの葉で試したところ、あまり香らなかったのでたっぷりのミントの葉を使うことをおすすめします!
数回分を作り置きしたい場合はミントの葉を乾燥させてから使うようにして、密閉できる保存容器に入れておきましょう。
ミントのバスソルトの作り方は、次の通りです。
ミントの葉と天然塩を混ぜるだけなので、とても簡単ですよね。
バスソルトをお風呂に入れるときは、ミントの葉をそのまま入れる場合と同じく必ず袋に入れて使うようにしましょう。
ミントのスーッとする香りでさっぱりとするので夏場には特におすすめです!
ミント石けんを作る
ミントをお風呂で使う方法は、浴槽に入れる方法だけではありません。
石けんの中にミントの葉を混ぜ込んで、顔や身体を洗うのに使うこともできますよ。
ミント石けんを作るときには、次のものを用意しましょう。
ミントの葉は乾燥させたものを用意します。
石けんの素は「石けん素地」とも呼ばれ、ハーブやアロマテラピーの専門店で売られていますよ。
ポリ袋は、石けんをこねるときに使うので破れにくい丈夫なものを用意しましょう。
お湯を使って作ってももちろん良いのですが、お湯代わりにミントのハーブティーを使うと香り豊かな石けんに仕上がりますよ。
お湯の分量は目安ですので、石けんの素の説明書きをよく読んで書いてある通りの分量で作ってみてくださいね。
ミント石けんの作り方は、次の通りです。
ミントの葉を細かく刻むと、香りが出やすくなりますよ。
石けんを乾燥させるときは、風通しの良い日陰になる場所においておきましょう。
出来上がったミント石けんは手洗いやお風呂で使って、爽やかな香りに癒されましょう!
ミントを料理以外で大量消費したいときは、お風呂に入れたりバスソルトや石けんを作ったりして使ってみてくださいね。
ミントを料理以外で大量消費する方法!虫除けで使える
ミントは虫が嫌いな香りを持つハーブであることをご存知ですか?
特にペパーミントに多く含まれるメントールは、殺ダニ剤・蚊やゴキブリの忌避剤の成分として利用されていますよ。
ミントをちぎったりチンキにして成分を抽出したりすることで、ミントの香りを引き出して天然の虫除け剤を作ってみましょう!
香りを引き出すためにはたくさんのミントが必要なので、料理以外で大量消費するのにはぴったりな方法ですね♪
ミントの葉を虫除けに使って大量消費するためのアイデアは、次の通りです。
これから、ミントで虫除けをする方法をご紹介します!
虫除けスプレーを作る
ミントを料理以外で大量消費したいときは、虫除けスプレーを作ってみましょう。
ミントチンキで作った虫除けスプレーは、シュッと吹きかけるだけで簡単に虫除けができます。
市販の虫除けスプレーの匂いが苦手だったり、成分が気になったりする場合には手作り虫除けスプレーがおすすめですよ。
ミントの虫除けスプレーを作るときには、次のものを用意しましょう。
ミントチンキの作り方はこちらで紹介していますよ。
チンキに使うアルコールは無水エタノールでなくウォッカなどでも構いません。ウォッカなどの飲用アルコールで作ると口に入っても安心ですね。
無水エタノールを使うと、消毒スプレーとしても使えるので幅が広がりますよ。
ミントの虫除けスプレーの作り方は、次の通りです。
スプレーボトルは、使う前に煮沸消毒あるいはアルコール消毒を行いましょう。
手作りした虫除けスプレーは、玄関やベランダの床など虫が寄ってきそうな場所やお肌にシュッと吹きかけて使ってみてくださいね♪
お肌に使用するときは、少量を目立たないところに付けて皮膚に問題がないかを確認しましょう。
ミントをちぎってまく
虫除けスプレーを作らず、ミントをちぎってまくことで虫除けをすることもできます。
ミントの成分が凝縮された手作り虫除けスプレーと比べるとミントの香りは出にくいですが、ただ葉っぱをちぎるだけで良いので手軽に試せますね。
玄関やベランダなど、虫除けをしたいところにミントの葉っぱをちぎってまいてみましょう。
ミントをまくときは、香りがしっかり出るように手で細かくちぎったり手のひらの上で叩いたりすると良いですよ。
使い終わったミントの葉は、そのまま掃き掃除に使ってホコリを絡めとってから捨てることもできます!虫除けも掃除もいっぺんにできるなんて、嬉しいですよね♪
この方法では香りをしっかり出すためにたくさんのミントの葉を必要とするので、料理以外で大量消費したいときにおすすめですよ。
枕元にミントのサシェを置く
ミントの香りが出るサシェ(香り袋)を作って枕元に置いておくのも、虫除けに効果的でしょう。
布袋を用意して乾燥させたミントを詰め込んで枕元に置いておけば、ミントの香りでリラックスしながら虫除けすることができますよ。
最近は100均や雑貨屋で、布やオーガンジー素材の小さな巾着が売られていることがありますよね。
布袋を手作りするのが面倒なときは、市販の袋を買ってサシェを作るのが良いと思います!
サシェを手作りしたいときは、次のものを用意してくださいね。
ミントは水分が抜けて乾燥した状態のものを使用するようにしましょう。
乾燥させたミントは約1/3ほどの体積になっているため、大量消費したいときにはぴったりな方法ですね。
お茶パックや排水溝ネットは細かくしたハーブを入れて使うので、目の細かいものを選ぶと良いでしょう。
ミントのサシェの作り方は、次の通りです。
プレゼントのような形に仕上がって、とてもかわいらしいですよね♪
サシェを枕元に置いて、虫除けしながらリラックスしましょう!
ミントを料理以外で大量消費する方法!美容にも役立つ!
ミントの料理以外で大量消費したいときは、ミントを美容に役立てることもできます。
抗菌作用があるミントは、スキンケアに用いることでお肌を清潔に保つことができますよ。
ミントを美容に用いるアイデアとしては、次の方法が挙げられます。
これから、ミントを美容に役立てて大量消費する方法をご紹介します!
フェイシャルスチームに使う
洗面器にミントをお湯を入れて、その蒸気を顔に当てることでフェイシャルスチームを行うことができます。
ハーブティーを淹れるのと同じような手順で行えるので、手軽に楽しめるのではないでしょうか。
フェイシャルスチームを行うと、湯気とともにミントの香りが立ち上がりいい気分になりますよ♪
ミントのフェイシャルスチームは、あらかじめ洗顔をした状態で行います。
洗面器を用意して、ちぎったミントの葉を5~10gほど入れて熱湯を注ぎましょう。
大量消費したいときは、たっぷりのミントの葉をちぎって入れても良いですよ。香りが強くなりすぎるようならお湯を足してくださいね。
あとは、蒸気が当たるように顔を洗面器に伏せるだけ!蒸気が逃げないようにバスタオルを頭からかぶって行うとより効果的ですよ♪
フェイシャルマスクを作る
料理以外でミントを使いたいときは、フェイシャルマスクを作るという手もあります。
お湯でミントの成分を抽出してマスクシートにしみこませることで、フェイシャルマスクとしても使うことができます!
マスクシートは、圧縮されてコンパクトな形状にして100均や薬局で売られていますよ。
ミントのフェイシャルマスクを行うときは、フェイシャルスチームと同じように洗面器にミントの葉と熱湯を入れて成分を抽出します。
お湯が冷めてきたら、マスクシートにしみこませて顔にパックしましょう。
夏場は冷蔵庫で冷やしてから使うのも気持ちいいですよ♪
ヘアトニックとして使う
ミントの大きな特徴といえば、やはりすっきりした香りですよね。
ミントの香りを活かして、頭皮をさっぱりさせるヘアトニックとして使うこともできますよ。
作り方は簡単で、フェイシャルスチームやフェイシャルマスクと同じようにハーブティーを作る要領でミントを抽出します。
十分冷ましたら、お風呂あがりに髪にかけて地肌になじませるようにマッサージして使いましょう。シャンプーやリンスのすすぎ湯として使っても良いですね。
頭皮がさっぱりするので、夏には特におすすめですよ。
顔・身体の保湿に使う
料理以外でミントを使いたいときは、顔や身体の保湿に使うこともできます。
ミントをキャリアオイル(植物油)に浸しておくと、顔や身体の保湿に使えるマッサージオイルが完成しますよ。
ハーブをオイルに浸して作る液体は「浸出油」と呼ばれ、スキンケアやマッサージに使うことができます。
特にスペアミントにはエイジングケアの味方である「ウルソール酸」と呼ばれる成分が含まれており、この成分はスペアミントをオイルに浸すことでよく抽出することができます。
お肌のシワが気になるあなたには、ウルソール酸が含まれたスペアミントオイルがおすすめですよ♪
ミントオイルを作るときは、次のものを用意しましょう。
キャリアオイルは、スイートアーモンドオイルやホホバオイルなどの精製されたものを使うのがおすすめです。
精製されたオイルは食用のオリーブオイルなどと比較して香りが薄いので、ミント本来の香りを楽しむのにはぴったりですよ。
今回は無印良品のスイートアーモンドオイルを使用しました。
カビが生えるのを防ぐため、消毒後のガラス容器はしっかり乾かしてから使うようにしましょう。
ミントの葉についた水気も拭きとってから使うと良いですよ。
ミントの成分は、アルコールを使う場合よりもゆっくりと抽出されます。2週間経つと上の画像のような淡い黄緑色のオイルが得られますよ。
ミントオイルが入ったガラス容器は、1日1回軽く振り混ぜるようにしましょう。
毎日のスキンケアに、ミントの香りがするオイルを取り入れてみてくださいね♪
ミントを料理以外で大量消費する方法!ニオイのケアに使う!
ミントの特徴といえば、歯磨き粉やガムなどに使われるスーッとする香りですよね。
気分をリフレッシュできる香りを持つミントは、ニオイのケアに用いることもできますよ。
たっぷり使うことでミントの独特な香りをめいっぱい楽しむことができるので、料理以外で大量消費したいときにぴったりのアイデアですね。
次の方法で、ミントをニオイのケアに使ってみましょう!
これから、ミントをニオイのケアに使って料理以外で大量消費する方法をご紹介します!
靴の消臭をする
靴の中で足が蒸れると、靴のニオイが気になることがありますよね。
スーッとする香りを持つミントを使ってシューキーパーを作ると、靴のニオイのケアに役立ちますよ。
ミントで靴の消臭をするときには、次のものを用意しましょう。
シューキーパーは布を縫って作っても良いのですが、今回はより簡単に作るため使わなくなった靴下を使います!
赤ちゃんや子供用の靴下を使うと、デザインやサイズ感がかわいらしく仕上がりますよ。
ミントの量は、使う靴下の大きさに合わせて調整してくださいね。
オレンジがご自宅にあれば、皮を乾燥させてミントと一緒に入れてみましょう。
お茶パックや排水溝ネットは細かくしたミントを入れて使うので、目の細かいものを選んでください。
ミントのシューキーパーの作り方は、次の通りです。
シューキーパーを作ったら、靴の中に入れて使ってみましょう!
足の消臭をする
夏場は靴のニオイだけでなく、足のニオイも気になりますよね。
お風呂で足を洗っても、なんとなくまだ気になるなぁ~
天然塩とミントを混ぜたスクラブを作って、足のニオイをケアしましょう!
ミントには消臭効果があるので、しつこい汗のニオイが気になるときにはおすすめですよ。
消臭スクラブを作るときは、次のものを用意しましょう。
ミントの葉を20gも使えるので、料理以外で大量消費したいときには良い方法ですね。
キャリアオイルについては、こちらも参考にしてみてください!
ミントの消臭スクラブは、次の手順で作ることができますよ。
ミントの葉を細かく刻むと香りがよく出ますし、天然塩ともよくなじみます。
キャリアオイルを使っているため、スクラブをお湯で流したあとは足の裏が保湿されて気持ちが良いですよ。
お湯で流すときは、スクラブが排水溝に詰まらないようにネットを張るなど対策をしてくださいね。
ガムの代わりとして口に含む
ミントに含まれるメントールは、ガムのスースーする成分としても有名ですよね。
爽快感のある香りを持つミントは、ガムの代わりに口に含んで何度か噛むと口臭のケアをすることができます。
ミントの種類は、特にメントールを多く含むペパーミントがおすすめですよ。
茎にはえぐみがあるため、口にミントを含んで噛むときは茎を取り除いて葉のみで行うようにしましょう。
ミントの葉を噛みしめると香りが口の中に広がって爽やかな気分になりますよ♪
マウスウォッシュを作る
本格的に口臭ケアをしたい場合は、ミントチンキを作ってマウスウォッシュとして使うのもおすすめです。
口に入れるものなので、ミントチンキを作るときは必ずウォッカなどの飲用アルコールで作るようにしましょう。
無水エタノールで作ると口に入れることができませんので、注意してくださいね。
ミントチンキでマウスウォッシュをするときは、コップ1杯の水にミントチンキを数滴たらしてうがいをしましょう。
スポイト付きの容器にミントチンキを入れておくと、うっかり水にミントチンキを入れすぎてしまった!ということがなくなりますよ。
ミントチンキの作り方はこちらを参考にしてみてくださいね。無水エタノールを飲用アルコールに変えて作ってみてください!
ミントを料理以外で大量消費する方法!鼻づまりを解消できる!
花粉症や風邪のときなど、鼻づまりに困ることってありますよね。
鼻づまりが辛いときは、ミントの葉をお湯に浸してその蒸気を鼻から吸うことで解消することができますよ。
鼻づまりに有効なのはメントールという成分で、ペパーミントに多く含まれていますよ。
スーッとする香りで鼻が楽になりそうです!
やり方は、美容に役立つ方法としておすすめした「フェイシャルスチーム」と同じですね。
深呼吸をして鼻から蒸気をゆっくりを吸い込むと、鼻通りがよくなりますよ。
鼻水が出てきたらその都度かむようにしてくださいね。
まとめ
- ミントを料理以外で大量消費したいときは、キッチンクリーナーやカーペットクリーナーを作って掃除に使える
- お風呂にミントの葉を浮かべたりバスソルトを作ったりして大量消費することもできる
- ミントは美容にも役立てることができ、顔や身体をケアできる
- 靴や足、口のニオイのケアにも使うことができる
- 虫除けとしても効果を発揮するため、スプレーやサシェを作って使うと良い
- スーッとする香りで鼻づまりの解消もできる
今回は、ミントを料理以外で大量消費する方法を21個ご紹介しました。
料理以外でミントを使う方法は思いつきにくいかもしれませんが、アイデア次第でさまざまな使い方ができますよ。
1つの方法を試すだけでは大量消費が難しいこともあるかもしれませんので、いくつかの方法を試してみてくださいね♪
たっぷりのミントを使って、爽やかな香りに癒されましょう♪