ミントシロップを作るときに、どんな種類の砂糖を使おうかお悩みではありませんか?
上白糖やグラニュー糖、てんさい糖、氷砂糖…いろんな砂糖があって悩むなぁ。
砂糖選びに悩んだら、クセのない甘みを持つ氷砂糖を使うのがおすすめです。
氷砂糖はほかの砂糖よりも純度が高く、ミントの風味を引き立たせてくれるようなやわらかい甘みがあるんですよ。
また、氷砂糖はザラザラと溶け残る心配がないのでシロップ作り初心者さんにもおすすめです!
今回は、氷砂糖を使ってミントシロップを作る方法や、ミントシロップの使い道についてご紹介します。
ミントシロップは氷砂糖を使って作れる!
ミントシロップを作るときに悩むのが、砂糖の種類ですよね。
種類によって用途や味わいが異なるので迷うと思いますが、悩んだときには氷砂糖を使ってみることをおすすめします。
氷砂糖はクセがなく、ミントの風味を引き立たせてくれますよ♪
これから、ミントシロップ作りに氷砂糖を使うメリットや、ミントシロップの作り方をご紹介します!
ミントシロップに氷砂糖を使うメリット
ミントシロップは、梅酒やフルーツシロップを作るのと同じように氷砂糖を使って作ることができます。
氷砂糖を使ってミントシロップを作ることのメリットとしては、次の2点があげられますよ。
氷砂糖は、さまざまな種類がある砂糖の中でも一番純度が高いとされています。
そのため他の砂糖と比べるとクセがなく、ミントと合わせても風味を邪魔することがありません。
むしろ、ミントの爽やかな風味を引き立ててくれるのでミントシロップ作りにはおすすめの砂糖ですよ。
また、氷砂糖は氷のような大きな結晶となっている見た目が特徴ですよね。
氷砂糖は細かい粒の砂糖のように、底にザラザラと溶け残る心配がないので非常に扱いやすいです。
梅酒やフルーツシロップ作りでは氷砂糖を使うのが定番ですが、ミントシロップのレシピにはてんさい糖やグラニュ―糖を使うものも多くあります。
砂糖の種類によって甘さが変わるのでお好みのものを使うのが良いと思いますが、個人的には氷砂糖を使うと簡単に作れるのでおすすめです。
氷砂糖なら溶け残る心配がないので、気楽に構えて作れるんじゃないかと思います♪
ミントシロップの作り方
氷砂糖を使ってミントシロップを作るときは、次のものを用意しましょう。
ミントは葉を茎から外して、葉の部分のみを使用します。葉のみで20g分を用意してくださいね。
茎の部分を使うと苦みやえぐみが出ることがあるので、面倒ですが葉の部分だけを使用するようにしましょう。
スーパーで売っているフレッシュミントを使いたい場合は、1パック15gほどのことが多いので2~3パックあると良いですね。
ミントをどこで手に入れたらいいかわからない!という場合は、こちらの記事に目を通してみてくださいね。
ミントの種類はペパーミントやスペアミント、アップルミントなどどんな種類のものでも構いませんよ。
穏やかな香りのものがよければスペアミント、スーッとする香りがお好みであればペパーミント、と使い分けてみましょう。
今回私は、スーッとした香りが楽しめるペパーミントを使って作りました♪
氷砂糖と水は、同じ量を用意しましょう。
鍋に氷砂糖と水を入れたときに、ミントが浸るくらいの量がちょうど良いですよ。
保存容器は煮沸消毒をして使うので、耐熱のものを用意しましょう。
作り終えたミントシロップをこすときには、コーヒーフィルターがあると便利ですよ。
ご自宅にない場合は、茶こしやガーゼ、布でも構いません。
氷砂糖を使ったミントシロップの作り方は、次の通りです。
- 保存容器を煮沸消毒する
まず、ミントシロップを保存するための容器を煮沸消毒しましょう。
煮沸し終えたら、水分が完全に飛ぶまで乾かします。
容器の中に水分が残った状態だとカビの原因となることがあるので、注意しましょう。
- 鍋に氷砂糖と水を入れて、弱火にかける
次に、氷砂糖を水と一緒に鍋に入れて溶かしましょう。
火を強くすると砂糖がきれいに溶けないことがあるので、火加減は弱火にしてくださいね。
鍋底の面積が広いと水分が蒸発しやすく、氷砂糖が溶けきらずそのまま固まってしまうことがあるので注意しましょう。
水が足りなくて砂糖が焦げそうであれば、少しずつ水を足して様子を見てくださいね。
- 氷砂糖が溶けたら火を止めて、ミントを加える
完全に氷砂糖が水に溶けきったら、火を止めてミントを加えましょう。
ミントは水気をしっかり切った状態で使うようにしてくださいね。
私は、ハーブの葉っぱや野菜の水気を切るのにサラダスピナーを使っています!キッチンペーパーで拭き取るよりも楽ですよ♪
ご自宅で育てているミントを使うときは、葉の裏に虫がついていないかよーく確認してから使うようにしてくださいね。
- フタをして10分蒸らす
ミントを加えたら、フタをして15分ほど蒸らしましょう。
熱を加えすぎるとミントからえぐみがでてしまうことがあるので、必ず火を止めて蒸らします。
香りが飛ばないように、フタをして待つようにしてくださいね。
- 粗熱がとれたらこして保存容器に移す
最後に、粗熱をとってからミントシロップをこしましょう。
消毒済みのガラス容器に、コーヒーフィルターなどを使ってこしながら移したら完成です!
完成したミントシロップは、冷蔵庫に入れて保存するようにしましょう。
いつ作ったのかを忘れないように、容器の外側に日付を書いたラベルを貼っておくと良いですよ。
ミントシロップの日持ち
手作りしたミントシロップは、状態が良ければ冷蔵庫で1ヶ月ほど日持ちします。
状態を良く保つためには、きれいな容器で保存することと、きれいなスプーンでシロップを取ることが大事です。
保存容器は必ず煮沸消毒したものを使うようにして、シロップを使うときは乾いた清潔なスプーンですくい上げるようにしましょう。
また、常温保存だと日持ちしないので、悪くならないように必ず冷蔵庫に入れて保存しましょう。
もしミントシロップにカビが生えたり変な臭いがしたりしたら、1ヶ月経っていなくても処分するようにしてくださいね。
1ヶ月ではミントシロップを使いきれなさそうな場合は、冷凍保存も可能です。
ガラス容器のままでは冷凍できないので、ジッパーバッグに移して平らになるようにして冷凍すると良いですよ。
製氷皿を使って凍らせても良いですね。固まったミントシロップをグラスに入れて、炭酸水を注ぐとお手軽にミントドリンクを作ることができますよ。
ミントシロップは氷砂糖を使って作ることができますので、ミントがたくさん手に入ったら作ってみてくださいね。
ミントシロップを使ってモヒートを作る方法
ミントシロップの使い道と言えば、やっぱりモヒートですよね。
モヒートやノンアルモヒートは、ミントシロップを使えばとっても簡単に作ることができますよ。
炭酸水と混ぜてライムを飾れば、おもてなしドリンクにもぴったりです♪
これから、ミントシロップを使ったモヒートやノンアルモヒートの作り方についてご紹介します!
ミントシロップを使ったモヒートの作り方
ミントシロップを使ったモヒートを作るときは、次のものを用意しましょう。
本格的なモヒートに仕上げたいときは、ライムやミントの葉を使うと良いでしょう。
ライムが手に入らなければ、レモンで代用することもできます。
ミントの葉をシロップ作りに全部使ってしまって余っていない…という場合は、ラム酒と炭酸水でシンプルに仕上げても良いですね。
甘いカクテルがお好きなら、ミントシロップの量を20mlほどに増やすと良いですよ。
お酒に強くない場合や、薄めのモヒートが飲みたい場合はラム酒の量を減らしたり炭酸水の量を増やしたりして調整してみてくださいね。
ミントシロップを使ったモヒートの作り方は、次の通りです。
ミントをつぶしすぎると苦みが出ることがあるので、軽く崩す程度に留めましょう。
飾り用のミントやライムがあれば、グラスに飾り付けると見た目が華やかになりますよ。
ミントは葉の部分をモヒートの上に浮かべ、ライムはグラスのフチに添えるとおしゃれに仕上がります!
モヒートの作り方はこちらの記事でも紹介しています。ミントをすりつぶして作るモヒートを飲んでみたい!という場合はこちらを参考にしてみてくださいね。
ミントシロップを使ったノンアルモヒートの作り方
ラム酒を使わずにミントシロップを炭酸水で割るだけで、簡単にノンアルモヒートを作ることができます。
ミントシロップを使ったノンアルモヒートを作るときは、次のものを用意しましょう。
ミントシロップを炭酸水で5倍に薄めると、それだけでさっぱりとしたおいしいミントソーダが完成しますよ。
ライムやミントの葉を使うとさらに風味が良くなり、見た目も良く仕上げることができます。
スーパーにライムが無いこともあるので、その場合はレモンを使っても良いですよ。
ミントシロップを使ったノンアルモヒートの作り方は、次の通りです。
作り方は、先ほどご紹介したモヒートの作り方とほとんど一緒ですね。
ライムやミントの葉が余っていたら、最後に飾り付けるとカクテルのようなおしゃれな見た目に仕上がりますよ。
ノンアルコールでお酒に弱い方やお子さんでも楽しめるので、おもてなしドリンクにぴったりですね!
モヒートやノンアルモヒートは、ミントシロップを使って簡単に作ることができるのでぜひお試しください♪
ミントシロップの使い道
ミントシロップって、モヒート以外にも使い道があるの?
飲みものに混ぜたり、アイスクリームやフルーツにかけたりするのがおすすめです!
砂糖やはちみつなどの代わりにミントシロップを使うと、ミントの風味が足されていつもとは違ったおいしさを楽しめますよ♪
今回は、ミントシロップの使い道の一例として次の6つの方法をご紹介します!
ジンジャーエールで割る
炭酸水の代わりにジンジャーエールでミントシロップを割ると、ジンジャーモヒートを楽しむことができますよ。
ラム酒を使ってカクテルにしても良いですし、ノンアルコールでもおいしくいただけます。
ミントシロップにかなりの甘さがあるので、ジンジャーエールは無糖のものを用意できると良いですね。
私は、ミントシロップ×加糖のジンジャーエールだとちょっと甘すぎるなぁと感じました。無糖ジンジャーエールにライムを絞ったら味がキリッと引き締まっておいしかったですよ!
ミントの葉やライムがお手元になくても、ジンジャーエールでミントシロップを5倍に薄めるだけで十分おいしくいただけますのでぜひ一度お試しください♪
お湯で割る
キンキンに冷えたモヒートもおいしいけれど、あたたかい飲みものも飲みたいなぁ…と思うことはありませんか?
ミントシロップは、お湯で割ってホットドリンクにしてもおいしくいただけますよ。
湯気とともにミントの香りが立つので、香りで気分をリフレッシュしたいときにも良さそうですね。
炭酸水で割るときと同じく、ミントシロップを5倍ほどに薄めて飲むことをおすすめします!
ホットミルクに加える
ミントシロップをホットミルクに加えて作る、ミントミルクもおすすめです。
私は、モヒート以外ではこの飲み方が一番好きです♪
爽やかな香りを持つミントと牛乳ってなんだか合わなさそう…とはじめは思っていたのですが、試してみたらおいしくてびっくりしました!
やさしい甘さと、ほのかなミントの香りで心が癒されますよ。
ホットミルク200mlに対して、ミントシロップを20mlほど加えて飲んでみてくださいね。
紅茶に混ぜる
紅茶に砂糖やはちみつを加えるかわりに、ミントシロップを使っても良いですよ。
ミントシロップを紅茶に加えると、茶葉とミントの香りが合わさってふわっと漂うので幸せな気分になりますよ。
カフェインを含む紅茶と、目が覚める香りのミントの組み合わせは朝のティータイムにぴったりですね♪
はじめはティーカップ1杯の紅茶に対して、ティースプーン1杯ほどのミントシロップを加えてみましょう。
様子を見ながら、ミントシロップの量を増やしてみてくださいね。
アイスクリームにかける
ミントシロップには、飲みものに加える以外の使い道もあります。
ミント味のスイーツがお好きなら、アイスクリームにミントシロップをかけるのがおすすめですよ。
普段のバニラアイスやチョコレートアイスにかけると、それだけで市販のミントアイスとは異なるリッチな味わいになりますよ。
フレッシュミントで作ったシロップをかけていただくなんて、チョコミント好きにはたまらないですよね♪
ただし、ミントシロップをかけすぎてアイスクリームが甘くなりすぎないように気を付けてくださいね。
フルーツにかける
甘さが足りないと感じるフルーツに、ミントシロップをかけていただいても良いですね。
冷蔵庫で冷やしたフルーツに、清涼感のある香りを持つミントシロップをかけるとさっぱりした味わいに仕上がりますよ。
ミントシロップには、スーッとする風味があるので夏場にはぴったりですね。
バニラアイスとフルーツを合わせてミントシロップをかけたら、一気にごほうびスイーツになりますよ。
ミントシロップはモヒートの他にジンジャーエールや牛乳で割ったり、アイスクリームやフルーツにかけたりして使うことができますので参考にしてみてくださいね♪
まとめ
- ミントシロップは氷砂糖を使って作れる
- ミントシロップを炭酸水で割るとノンアルモヒートを作ることができ、ラム酒を加えてモヒートにすることもできる
- ジンジャーエールや牛乳で割ったり、アイスクリームやフルーツにかけたりする使い道もある
今回は、ミントシロップを氷砂糖を使って作る方法や、ミントシロップの使い道についてご紹介しました。
クセのない甘さを持つ氷砂糖は、ミントシロップ作りにぴったりですよ。
ミントシロップにはモヒートやホットミルクなど、たくさんの使い道があるのでいろいろ試してみてくださいね♪