せっかく買ったマロウブルーのティーが、青くならないとがっかりしていませんか?
私も初めて淹れたときは、茶色いティーが出来上がってしまってショックを受けた記憶があります。
写真で見たような、きれいな青色や紫色のハーブティーを作るにはどうしたら良いのでしょうか。
マロウブルーが青くならないのには、お湯の温度が高すぎることや、茶葉全体に対するマロウブルーの青い花の割合が少ないことなどが関係していますよ。
今回は、マロウブルーが青くならない原因や色を出す方法について詳しくご紹介します。
私が考え付いた、簡単に青い色を出す方法もあわせてご紹介しますね!
コツをつかんで、真っ青なマロウブルーティーを作ってみましょう!
マロウブルーが青くならないのはお湯が熱すぎるのが原因?!
あなたは、マロウブルーのティーを淹れるときにお湯の温度を気にしていますか?
私はお湯の温度を特に気にせずにハーブティーを淹れてしまって、青くならないと悩んだことがあります…。
実は、マロウブルーのティーはお湯の温度が高すぎると青くならないことがあるんですよ。
ハーブティーは基本的に、熱いお湯で淹れると成分が一気に抽出されて、水出しなど低い温度で淹れると成分がゆっくり抽出される傾向があります。
マロウブルーの場合は熱いお湯でティーを淹れると、成分が一気に抽出されるのと同時に、色が青色から茶色へとみるみるうちに変化してしまうのです…。
そのため色の変化をゆっくりと楽しみたい時は、お湯の温度をなるべく低く保つようにすると良いですよ。
青い色を楽しみたいときは、お湯の温度管理をしっかりしないといけないんだね。なんだか難しそう…。
私が考え付いた、簡単に青いティーを作る方法をこの後でご紹介しますね!
マロウブルーが青くならないのには、お湯の温度が高すぎることが関係しているかもしれません!
マロウブルーが青くならないのは茶葉が原因?!
お湯の温度を気にしているのにマロウブルーが青くならない…という場合は、茶葉に原因があるかもしれません。
マロウブルーが青くならない原因としては、次の2つのことも挙げられますよ。
使用する茶葉に原因があることも考えられるので、一度確認してみましょう!
マロウブルーの青い花の部分が少ない
マロウブルーティーの青色は、花びらの色素に由来するものです。
そのため青い花びら以外の、葉や「がく」などの部位が多く含まれる茶葉を使うと青色が出にくくなります。
青い花びらに付いている葉やがくが多い場合は、花びらの部分だけを使用してティーを淹れてみても良いでしょう。
マロウブルーの青い色が出やすい、私のおすすめの茶葉はこちらです♪
他のハーブとブレンドされている
お手持ちのハーブティーは、マロウブルーと他のハーブがブレンドされたものではありませんか?
青色以外の色が濃く出るハーブとマロウブルーがブレンドされていると、青くなりにくいので気を付けましょう。
マロウブルーの青色が、ブレンドされた他のハーブの色に負けてしまうんですね…。
こちらの写真は実際に私がよく飲んでいる、マロウブルー入りのブレンドティーです。濃い赤茶色が出るルイボスが入ったブレンドなので、青い色はでません。
もし青色のハーブティーを楽しみたいのなら、マロウブルーをシングル(1種類)で飲んでみるか、色があまり出ないハーブとブレンドされたものを選んでみてくださいね。
以前、レモングラスとマロウブルーがブレンドされたものを飲んだことがあります。きれいな青い色を楽しめましたよ♪
マロウブルーが青くならないのには、茶葉に含まれる花びらの割合が少ないことや、他の色が濃いハーブとブレンドされていることなどが関係しているかもしれませんよ。
マロウブルーが青くならないときに試したい方法
マロウブルーの青い色には、お湯の温度や茶葉の部位が関係していることがわかりましたね。
青色を楽しむためには、いろいろなことを気にしなきゃいけなさそう…。
コツをおさえれば、簡単に青いティーを楽しむことができますよ。
マロウブルーが青くならないときには、次の方法を試してみましょう。
今回ご紹介する5つの方法では、マロウブルーの青色を綺麗に抽出するために熱湯は使いません。
雑菌が入るのを防ぐため、熱湯を使わない場合はあらかじめ使用するティーポットを煮沸消毒しておくことをおすすめします。
特に、水出しの場合は煮沸消毒をしたボトルを使うのが安心です!
これから、マロウブルーが青くならないときに試したい5つの方法をご紹介します!
沸騰してから少し冷ましたお湯を使う
マロウブルーティーは、熱いお湯で淹れるとみるみるうちに茶色くなってしまいます。
そのため、青い色を楽しみたいときは、沸騰してから少し冷ましたお湯で抽出してみましょう。
冷ましたお湯でマロウブルーティーを淹れるときは、以下の手順で淹れてみてくださいね。
使うお湯の温度は、70度くらいが目安です。
抽出する時間は3分くらいを目安に、様子をみながら調整してみてくださいね。
ガラス製のティーポットを使うと、どの程度抽出されたかがわかりやすいですよ。
こちらの記事で、おすすめのガラス製ティーポットをご紹介しています♪
茶葉と水を入れたティーポットにお湯を注ぐ
温度計なんて持っていないし、正確に70度をはかるのは面倒だなぁ~。それに、お湯が冷めるのを待つのは時間がかかる…。
今この記事を読んでいるあなたはもしかしたら、このように思ったかもしれませんね。
実は私も、温度計を使わずにちょうどいい青色を出せないかなぁと悩んでいました。
そこで私が考え付いたのが、あらかじめ茶葉と水を入れておいたティーポットに、熱いお湯を静かに注ぐという方法です!
お湯の温度を高くしすぎず、ティーの色を目で見て確認しながら淹れることができますよ。
お湯を注ぐ量によって色の変化の度合いは異なりますので、お好みの色になるように調整して淹れてみてください。
この方法の詳しい手順は、以下の通りですのでぜひ試してみてくださいね。
茶葉の品質やお湯・水の温度によって色の出具合は変わりますので、お湯や水の量はあくまでも目安です。
ちょうどいい色になるように、実験をする気分で楽しんでみてくださいね♪
この方法を実際に試すと、写真のような青紫色のティーを抽出することができましたよ。(分量は、わかりやすくするために2倍にしてあります!)
このまま放置して、時間が経つのとともに色がどのように変わっていくのかも確認しました。
1分も経たないうちに、だんだん色が赤紫色っぽく変わっていきましたよ。
夕焼けみたいで綺麗な色だなぁと思って眺めていました♪
3分ほど経過すると、完全に茶色くなりました。なんだかあっという間でしたね…。
青色を楽しめる時間は短いですが、温度計を使わずに簡単に試せる方法なのでぜひ一度お試しください!
水出しをする
お湯でマロウブルーティーを淹れると、数分で青色から茶色になってしまうことがあります。
もっと長い時間、マロウブルーの青色を楽しむことはできないの?
水出しなら、青色が長持ちしますよ!
マロウブルーティーを水出しすると、お湯で淹れるのと比べて長く青色を楽しむことができます。
お湯で淹れるよりも抽出に時間はかかりますが、その分マロウブルーの綺麗な色を存分に楽しむことができるのでおすすめですよ♪
マロウブルーの水出しティーは、以下の手順を参考に作ってみてくださいね。
ハーブティーを水出しする場合は、雑菌が入るのを防ぐためにあらかじめ使用するボトルなどを煮沸消毒しておくと安心です。
氷を入れると、より色が鮮やかになるのでぜひ試してみてください!
爽やかな色のアイスマロウブルーティーを、夏に飲んでみたいなと思いました♪
花びらの部位のみで淹れる
マロウブルーティーの青色は、花びらの色素に由来するものです。
そのため、茶葉に葉やがくの部分が混じっていると、ティーの色が茶色くなってしまうことがあります。
お湯の温度を変えたり、水出しをしたりしても青色がでない場合は、葉やがくを取り除いて花の部分だけでティーを淹れてみてください。
上の写真は、私が実際に花の部分(左)と葉やがくの部分(右)に分けたものです。
少し手間がかかる作業でしたが、綺麗な色のティーが抽出されましたよ♪
ブレンドではなくシングルで淹れる
マロウブルーと他のハーブがブレンドされていると、青い色が出にくいことがあります。
そのため、マロウブルーの色を楽しみたいときは、シングル(1種類のみ)で淹れることをおすすめします。
マロウブルーは味や香りがほとんどないので、シングルで飲むと味気なく感じることもあるかと思います。
そんなときは、レモングラスなどの色が出にくいハーブとブレンドしてみるのもおすすめですよ。
その場合は、まずは少量ずつからブレンドして、様子を見ながら調整してみてくださいね。
マロウブルーが青くならないときの対処法として、お湯を冷ましてから使う方法や、水を入れたティーポットにお湯を注ぐ方法などをご紹介しました!
まとめ
- マロウブルーが青くならないときには、お湯の温度が高すぎることが関係している可能性がある
- 茶葉に含まれる花びらの割合が少ないことや、他の色が濃いハーブとブレンドされていることなども関係している可能性がある
- 対処法としては、お湯を冷ましてから使う方法や、茶葉と水を入れたティーポットにお湯を注ぐ方法などが挙げられる
今回は、マロウブルーが青くならない原因や、青くならないときの対処法をご紹介しました。
お湯の温度や茶葉の部位に気を付けてもなかなか色が出ない…という場合は、私が考え付いた「茶葉と水を入れたティーポットにお湯を注ぐ」方法をおすすめします!
マロウブルーの青い色を楽しみたくなったら、ぜひ試してみてくださいね。
効能を重視するときは、色は特に気にせず熱いお湯で淹れて飲んでみましょう!