チャービルの使い方はさまざま!飾り付けや風味付けに使える!

ハーブの使い方

スーパーの青果売り場に行くと、「チャービル」というフレッシュハーブが売られていることがありますよね。

気になるけどどんな使い方をするハーブがわからない…と思ったことはありませんか?

使い方がわかれば、買ってみたいんだけどなぁ

チャービルはかわいらしい葉っぱの形を活かして飾り付けに使ったり、甘く爽やかな香りを活かして風味付けに使ったりすることができますよ。

ただスイーツや料理の上に乗せるだけでなく、ドレッシングやバター、オムレツなどの材料に使える万能ハーブなので見かけたらぜひ買ってみてくださいね。

今回は、チャービルの使い方について詳しくご紹介します!

チャービルの使い方はさまざま!飾りや彩りに使える!

「チャービル」というハーブの名前を聞くことはあっても、どんな使い方ができるハーブなのかは想像しにくいですよね。

繊細なかわいらしい葉っぱを持つチャービルは、スイーツの飾り付けや料理の彩りに使うことができます。

カフェでは、ケーキの上にチャービルの葉っぱが乗せられていることもありますね。

飾り付けや彩りにはパセリが使われることが多いですが、パセリの代わりにチャービルを使うとより豊かな香りを楽しむことができますよ。

これから、チャービルを飾り付けや彩りに使う方法について詳しくご紹介します!

スイーツの飾り付けに使う

チャービルは、ケーキやムースなどのスイーツを飾り付ける使い方ができます。

ご自宅でスイーツを作ることがあれば、チャービルの葉っぱを上に乗せてみてください。

明るい緑色のかわいらしい葉っぱが、見た目を華やかにしてくれますよ。

チャービルは、スイーツの飾り付けによく使われるミントやローズマリーよりも香りが穏やかです。

そのため、スイーツのおいしさを邪魔することがないので使いやすいハーブだと思います!

生クリームやフルーツと一緒に、ぜひチャービルをトッピングしてみてくださいね。

料理の彩りをよくする

チャービルを料理の上にそっと乗せることで、彩りを添えることもできます。

明るい綺麗な緑色の葉っぱを持つチャービルを料理に一本添えることで、よりいっそうおいしそうに見せることができますよ。

私は、料理が茶色くて華やかさに欠けるなぁ…と思ったときにチャービルを添えることがあります!スパイスカレーの上に乗せたら、それだけでおしゃれな感じに仕上がりましたよ。

クリームシチューやビーフシチューのような、全体的に同じような色をした料理の真ん中にチャービルを乗せると、緑色が差し色になってかなり印象が変わりますよ。

また、ほんのり甘い香りのするチャービルは洋風のおつまみとも相性が良いです。

例えば、チーズの生ハム巻きや桃モッツァレラの上からチャービルの葉を散らすと、レストランで出てきそうなおしゃれなメニューに早変わりします!

ちょうど良い大きさに切って散らすだけで良く、ご自宅でも簡単に楽しめますのでぜひお試しください!

チャービルの使い方には、スイーツの飾り付けや料理の彩りに使うという方法がありますよ♪

チャービルの使い方はさまざま!風味付けに使える!

飾り付けのほかに、あまり知られていないチャービルの使い方を教えてほしいなぁ~

チャービルが持つ甘い香りを活かして、料理の風味付けに使うことができますよ。具体的には次のような使い方があります!

チャービルの風味付け
  • パスタやスープに添える
  • 肉・魚料理に添える
  • サラダに混ぜる
  • ソースやドレッシングに混ぜる
  • バターやクリームチーズに混ぜる
  • オムレツに混ぜる
  • ポタージュに混ぜる

チャービルは香りが穏やかなので、肉や魚、サラダなどどんな料理にでも合わせやすいですよ。

風味付けにチャービルを使うときは、できる限り生のままで使うことをおすすめします。

なぜなら、チャービルを加熱するとせっかくの香りが飛んでしまうことがあるためです。

タイムやローズマリーなど加熱しても香りが飛びにくいハーブの場合は、肉や魚と一緒に焼いたり煮込んだりするイメージがあるのではないでしょうか。

しかしチャービルはこれらのハーブとは違って熱に弱いため、加熱するとしてもあまり火を通しすぎないようにするのがポイントですよ。

これから、チャービルを料理の風味付けに使う方法をご紹介します!

パスタやスープに添える

チャービルをパスタやスープの上に乗せると、甘く爽やかな風味がプラスされ彩りも良くなります。

料理の真ん中に一本乗せても良いですし、茎をちょうどいい大きさにカットして散らしても良いですよ。

チャービルの風味をより楽しみたい場合は、カットして全体に散らすのが良いでしょう。

オリーブオイルを使ったシンプルなパスタに添えて、チャービルの風味を楽しんでみたいです♪

香りが飛ぶのを防ぐため、高温での加熱は避けて料理の仕上げに使うことをおすすめします!

肉・魚料理に添える

チャービルは、肉・魚料理に合わせることもできます。

タイムやローズマリーのように臭み消しをするほどの強い香りはありませんが、ふわっとハーブの香りを漂わせたい場合にはチャービルがぴったりです。

肉や魚をただ焼いただけではなんだか見た目の華やかさに欠ける、ということがあるかと思います。

そんなときには、チャービルを一本乗せると一気にごちそう感が増しますよ。

料理の真ん中にチャービルを乗せた上で、細かく刻んだものをまわりに散らしてもおしゃれになりそうですね!

また、チャービルはステーキやムニエルのソースの材料としても使うことができます。

詳しくはこの後の「ソースやドレッシングに混ぜる」でご紹介しますのでそちらをご覧ください!

サラダに混ぜる

料理を華やかにする名脇役としてチャービルを紹介してきましたが、実はチャービルを主役にすることもできるんです!

生のチャービルを葉物野菜としてサラダにすることで、味や香りを存分に楽しむことができますよ。

チャービルだけでは食べにくいと感じることもあると思うので、レタスやベビーリーフ、ルッコラなどと混ぜて食べることをおすすめします。

ディルやチャイブなど他のハーブと合わせて、ハーブたっぷりのサラダにしても良いですね。

私は、冷蔵庫に余ったフレッシュハーブがあったら普段のサラダに混ぜています!いつも食べているサラダよりも、見た目や香りが良くなって幸せな気分になります♪

ハーブサラダには生ハムやスモークサーモン、チーズなどを合わせると色とりどりになるのでおすすめです!

次に紹介する、チャービルのドレッシングをサラダにかけてもおいしいので参考にしてみてください!

ソースやドレッシングに混ぜる

料理の上に乗せる以外の使い方で、チャービルを活用することはできるの?

ソースやドレッシングにチャービルを混ぜると、爽やかな風味に仕上がりますよ。

熱を加えずに作れるので、チャービルの香りを飛ばすことなく活用できるのが嬉しいですね。

これから、チャービルを使ったおすすめのソースやドレッシングのレシピを紹介します!

  • ジェノベーゼソース

バジルを使ったソースであるジェノベーゼにチャービルを混ぜると、爽やかさがプラスされて香り高く仕上がりますよ。

チャービルがたくさん手元にある場合は、バジルを使わずチャービルだけでジェノベーゼソースを作ってみてもいいですね。

ジェノベーゼソースを作るときは次の材料を用意しましょう。

ジェノベーゼソースの材料
  • バジル・チャービル: 合わせて50g
  • オリーブオイル: 100cc
  • にんにく: 1かけ
  • 松の実: 30g
  • 塩: 小さじ1/2
  • 粉チーズ: 適量

松の実を軽く炒めて、すべての材料をミキサーで混ぜ合わせたらジェノベーゼソースの完成です!

パスタに絡めて、いつもとひと味違うジェノベーゼを楽しんでくださいね♪

  • レムラードソース

チャービルを使って作れるソースには、「レムラードソース」というものがあります。

レムラードソースはフランス家庭料理で使われるソースで、ステーキやムニエルなどさまざまなものと合わせることができるんですよ。

マヨネーズとフレンチマスタードをベースとしたソースで、細かく刻んだハーブやアンチョビペーストが入っているのが特徴です。

レムラードソースは次の材料を混ぜるだけで完成するので、ご興味があればぜひお試しください!

レムラードソースの材料
  • マヨネーズ: 大さじ5
  • フレンチマスタード: 大さじ2
  • アンチョビペースト: 小さじ1/2
  • チャービル: 2~3本
  • ピクルス: 20g
  • レモン汁: 小さじ1
  • 塩コショウ: 少々

チャービルの他に、イタリアンパセリやタラゴンなどお好きなハーブをいくつか加えても良いですよ。

ピクルスが苦手な場合は、セロリや玉ねぎのみじん切りに代えることもできますよ。

甘みがもう少しあったほうが良いという場合ははちみつを加えても良いですね。お好みでアレンジして作ってみてください!

  • オリーブオイルドレッシング

チャービルをドレッシングに混ぜて、サラダにかけて食べるのもおいしいですよ。

私のおすすめは、オリーブオイルがベースのシンプルなドレッシングです。

シンプルな味付けのほうが、よりチャービルの風味を感じやすいような気がします。

次の材料を混ぜ合わせるだけで、簡単にチャービル入りのドレッシングを作ることができますよ。

オリーブオイルドレッシングの作り方
  • チャービル: 1本
  • オリーブオイル: 大さじ3
  • 酢: 大さじ2
  • 塩コショウ: 少々

酢の代わりに、ワインビネガーを使っても良いですよ。

酸味が欲しい時はレモン汁、甘味が欲しいときははちみつを少し加えてみてくださいね。

バターやクリームチーズに混ぜる

細かく刻んだチャービルをバターやチーズに混ぜ込むことで、風味豊かなハーブバターやハーブチーズを作ることもできます。

チャービルのほかに、チャイブやイタリアンパセリなど他のハーブをいくつか混ぜてもおいしいですよ♪

  • ハーブバター

細かく刻んだチャービルを、柔らかくしたバターと混ぜるだけでハーブバターが完成します。

チャービル2~3本を細かく刻んだものとバター100gを混ぜたら、棒状に成形してラップで包み冷蔵庫に入れましょう。

一日経てばバターが固まるので、薄く切って使ってくださいね。

ハーブバターは、パンに塗ったり野菜やきのこのバターソテーなどにしたりと、普段バターを使うのと同じように使えますよ。

にんにくをすりおろしたものをほんの少し混ぜてパンに塗ると、ハーブが香るガーリックトーストとして楽しめます!

ただしチャービルは熱に弱いので、高温で長時間ハーブバターを加熱しないように気をつけましょう。

  • ハーブチーズ

細かく刻んだチャービルとクリームチーズを混ぜると、ハーブチーズを作ることができます。

チャービル2~3本を細かく刻んだものとクリームチーズ100gを混ぜて、よく練りましょう。

ハーブチーズは食べやすい大きさに成形して生ハムで包むと、ワインに合うおつまみに早変わりしますよ。

牛乳を少しずつ加えてのばすと、野菜のディップやローストチキンのソースに使うこともできます。

私はポテトサラダを作るときによくクリームチーズを使うので、ハーブチーズに置き換えて作ってみたいです!

すりおろしにんにく小さじ1と塩ひとつまみを加えて、味を付けても良いですね。

また、クリームチーズと牛乳をマヨネーズに置き換えてもおいしいですよ。

普段のマヨネーズとはまた違った味わいが楽しめるので、ぜひ一度お試しください!

オムレツに混ぜる

チャービルは卵との相性が良いので、オムレツに混ぜるのもおすすめです。

フライパンに卵を流して返す直前にチャービルを加え、加熱しすぎないようにすると香り高いオムレツを作ることができますよ。

チャービル入りオムレツを作るときは、次の材料を用意しましょう。

チャービル入りオムレツの材料
  • チャービル: 1~2本
  • 卵: 2個
  • 塩: 2つまみ
  • バター: 10g
  • ケチャップ: 適量

卵液の味付けはシンプルにすると、チャービルの風味が引き立ちますよ。

私は甘めのオムレツが好きなので、このレシピに砂糖小さじ2をプラスして作っています。オムレツの中にシュレッドチーズを入れてもおいしいですよ。

チャービル入りオムレツの作り方は次の通りです。

チャービル入りオムレツの作り方
  1. チャービルを細かく刻む。飾り付け用に少し残しておく。
  2. ボウルに卵を割り入れ、塩を加えて混ぜる。
  3. フライパンを中火で熱してバターを入れる。
  4. バターが泡立ってきたら卵液を流し入れ、菜箸で大きく混ぜながら3つ数える。
  5. 火を止めてチャービルを加える。
  6. フライパンの端を利用して、皿の上に乗せる。
  7. ケチャップをかけて、飾り付け用のチャービルを散らす。

チャービルに火を通しすぎると香りが飛びやすいので、十分注意して作ってみてくださいね。

ポタージュに混ぜる

チャービルは、ポタージュの材料として使うこともできます。

じゃがいもや玉ねぎと合わせてコトコト煮込むと、きれいな緑色のポタージュが完成しますよ。

チャービルのポタージュを作るときは、次の材料を用意しましょう。

チャービルのポタージュの材料
  • チャービル: 3~5枝
  • じゃがいも: 1個
  • 玉ねぎ: 1個
  • 水: 250 ml
  • 牛乳: 150ml
  • バター: 10g
  • 塩コショウ: 少々

仕上げ用に生クリームがあっても良いですね。ポタージュの上に垂らすとおしゃれに仕上がりますよ。

チャービルのポタージュの作り方は、次の通りです。

チャービルのポタージュの作り方
  1. チャービルを細かく刻む。飾り付け用に少し残しておく。
  2. じゃがいもは皮をむいて1cm角に切り、玉ねぎはみじん切りする。
  3. じゃがいもをたっぷりの水で、やわらかくなるまで煮る。
  4. 鍋を弱火で熱してバターを入れ、玉ねぎを炒める。
  5. 玉ねぎがしんなりしてきたら、チャービルを加えて軽く炒める。
  6. じゃがいもと水、牛乳を加えてひと煮たちさせて火を止める。
  7. 塩コショウで味を整えたら粗熱を取り、ミキサーでなめらかにする。
  8. 器に注ぎ、飾り付けようのチャービルを乗せる。

チャービルを炒めるときは、できるだけ低温でやさしく炒めるようにしましょう。

温かいポタージュを食べたいときは、ミキサーでなめらかにしたあとで鍋に戻して温め直すと良いですよ。

チャービルは爽やかで甘い香りを活かしてさまざまな料理の風味付けに使うことができますので、今回ご紹介した使い方をぜひ試してみてくださいね。

チャービルの使い方はさまざま!フィーヌゼルブとは?

チャービルの使い方を調べていると、「フィーヌゼルブ」という言葉を聞いたことがありませんか?

フィーヌゼルブとは「細かく刻んだハーブ」のことであり、チャービルやイタリアンパセリ、タラゴン、チャイブを刻んでミックスしたものを指すことが多いです。

先ほどご紹介した、ハーブバターやハーブチーズの材料にしたり、オムレツに混ぜたりとさまざまな使い方ができますよ。

これから、チャービルの使い方の1つであるフィーヌゼルブについてご紹介します!

フィーヌゼルブとは?

フィーヌゼルブとはフランス語で「細かく刻んだハーブ」という意味の言葉です。

具体的にはチャービルやイタリアンパセリ、タラゴン、チャイブを刻んでミックスしたものを指すことが多いですよ。

これらのハーブにミント、レモンバームなどをお好みで加えてオリジナルのフィーヌゼルブを楽しむこともできます。

使うハーブに決まりはないので、お気に入りのハーブをミックスしてあなただけのフィーヌゼルブを作ってみませんか?

私は、フィーヌゼルブにディルを混ぜてもおいしいんじゃないかな?と思っています!

フレッシュハーブはスーパーの青果売り場などで買うことができるので、ぜひ覗いてみてくださいね。

フィーヌゼルブの使い方

フィーヌゼルブってどうやって使ったらいいの?

ハーブバターやハーブチーズの材料にしたり、オムレツに混ぜたりして使うことができますよ。ドレッシングに混ぜてもいいですね!

基本的には、先ほど「チャービルの使い方はさまざま!風味付けに使える!」でご紹介した方法と同じように使うことができます。

チャービルのみを使っていたところを、フィーヌゼルブで置き換えると良いでしょう。

ハーブの香りが複雑に混ざり合って、チャービルを単体で使うよりも深みのある香りが楽しめますよ。

また、難しい工程を挟まなくても、完成した肉・魚料理にフィーヌゼルブをひとふりするだけで味わいが変わりますよ。

チャービルの使い方の1つである「フィーヌゼルブ」はご自宅でも作ることができますので、ぜひ試してみてください!

まとめ

  • チャービルはスイーツの飾り付けや料理の彩りに使える
  • パスタや肉・魚料理、ハーブバターなどの風味付けにも使える
  • チャービルの使い方の1つである「フィーヌゼルブ」は3~4種類のフレッシュハーブを混ぜ合わせて作れる

今回は、意外と知らない?!チャービルの使い方についてご紹介しました。

かわいらしい葉っぱを持つハーブなので、飾り付けや彩りにぴったりですよね。

爽やかな香りも良く、ありとあらゆる料理に応用できるのでぜひお試しください!

チャービルの使い方を思い出したくなったら、またこの記事を読み返してもらえると幸いです♪

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