リラックスしたいときや、ぐっすり眠りたいときにおすすめなカモミールティー。
クセの無い味が特徴のカモミールティーですが、どうしても口に合わないということもありますよね。
カモミールティーがまずいと感じる原因としては、ハーブティーの味に慣れていないことや間違った淹れ方をしていること、品質が悪い茶葉を使っていることなどが挙げられます。
しかしカモミールティーは、正しく淹れたり、飲み方を少し工夫するだけでおいしくいただくことができるんですよ。
今回は、カモミールティーがまずいと感じる原因や、まずいと感じるときの対処法をご紹介します!
正しい淹れ方やアレンジレシピを知って、カモミールティーをおいしくいただきましょう♪
カモミールティーがまずいと感じる原因
カモミールティーはりんごの香りがすると聞くけれど、りんごの味がするわけではなくて飲みにくいなぁ…。
このように、カモミールティーが口に合わずお困りではありませんか?
「甘い香りでリラックスできる」と感じる人がいる一方で、「味や香りが苦手でまずい」と感じる人もいるようです。
カモミールティーがまずいと感じる原因としては、次のようなことが挙げられます。
- ハーブティーの味に慣れていないから
- 淹れ方が間違っているから
- 熱湯で抽出しているから
- 茶葉の品質が悪いから
- 保存方法が間違っているから
「まずい」と感じる原因それぞれに対処法がありますので、これから詳しくご紹介しますね。
ハーブティーの味に慣れていないから
あなたは、普段からよくハーブティーを飲んでいますか?
ハーブティーの味は独特なものが多いため、慣れていない場合はまずいと感じてしまうかもしれません。
特にカモミールティーは、甘く華やかな香りとは対照的に、味の主張がほとんどありません。少し渋みや苦味がある程度です。
そのため、香りと味のギャップに違和感を覚えることがあるかもしれません。
ハーブティーは紅茶やコーヒーなどのようにわかりやすい味がするわけではないので、私もはじめは違和感がありました。
ハーブティーを飲む習慣をつけると、だんだん舌が慣れてきて「おいしい」と感じるようになると思います!
それでも味があまり好きになれない場合は、はちみつなどで甘さを加えると飲みやすくなりますよ。
淹れ方が間違っているから
ハーブティーには、おいしくいただくための正しい淹れ方があります。
カモミールティーの淹れ方を間違っている場合、まずいと感じることがあるかもしれません。
例えば、抽出時間が短すぎると味が薄くてイマイチ…ということもありますし、反対に抽出時間が長すぎると渋みやえぐみが抽出されてしまって飲みにくいということもあります。
ハーブティーを淹れたことを忘れてうっかり放置してしまって、渋～いティーが完成してしまったことがあります…。
正しい淹れ方に関しては、この後に詳しくご紹介しますので参考にしてみてください♪
熱湯で抽出しているから
カモミールティーを熱湯で抽出すると、苦みや渋みが溶け出すためまずいと感じやすいです。
お茶やハーブティーには苦みや渋みの成分である「タンニン」が含まれているのですが、タンニンは熱湯で抽出すると多く溶け出すという特徴があります。
そのため、苦みや渋みを気にせずおいしくいただきたい場合には、沸騰してから一呼吸おいたお湯を使うのがおすすめですよ。
茶葉の品質が悪いから
カモミールの茶葉の品質が悪い場合も、まずいと感じることがあります。
特に、袋を開けてから日にちが経ってしまったカモミールの茶葉は、品質が落ちておいしくなくなっている可能性があります。
開封したら、密封できる容器に入れて保存し、なるべく早く飲み切るのがおすすめですよ。
また、オーガニックでないティーバッグのハーブティーには注意が必要です。
オーガニックのハーブティーは無農薬にこだわって丁寧に作られていますが、そうでないハーブティーの場合、品質の悪いハーブを細かくしてティーバッグに詰めたような商品が売られていることもあるようです。
カモミールティーがまずいと感じたり、なんだか変だなと思う場合はオーガニックのカモミールティーを選ぶことをおすすめします!
保存方法が間違っているから
保存方法が間違っていると、カモミールの茶葉が傷んでしまうことがあり、まずいと感じる原因となることがあります。
ハーブはとても繊細なので、正しく保存しないと香りが飛んだり、最悪の場合カビが生えたりすることがあるので注意が必要です。
保存する際は、密封できる容器の中に乾燥材と一緒に入れておくのが良いですよ。
私はガラスの瓶に、茶葉を入れて保管しています!
直射日光や臭いの強い食べ物の近くに置くことは避けて、冷暗所で保管するようにしてくださいね。
カモミールティーがまずいと感じる原因には、ハーブティーの味に慣れていないことや間違った淹れ方をしていること、品質が悪い茶葉を使っていることなどがありますよ。
カモミールティーがまずいときに試したい正しい淹れ方
カモミールティーがまずいと感じる場合、間違った淹れ方をしている可能性があります。
これからカモミールティーの正しい淹れ方をご紹介しますので、「まずい」と感じるときにぜひお試しください!
- カモミールの茶葉
- お湯: 150 ml
- フタ付きのティーポット
- 茶こし
- ティーカップ
カモミールの茶葉は、ドライ（乾燥したもの）とフレッシュ（生のもの）のどちらでも構いません。
ドライの場合はティースプーン山盛り1杯、フレッシュの場合はドライの3倍程度の量を用意しましょう。
カモミールの甘い香りを逃がさないようにするため、フタの付いたティーポットで淹れるのがおすすめですよ!
- ティーカップとティーポットを温めておく
- カモミール茶葉をティーポットに入れる
- 沸騰してから少し置いたお湯をティーポットに静かに注ぐ
- ティーポットにフタをして、3分蒸らす
- ティーポットを軽く回してから、茶こしを使ってカモミールティーをティーカップに注ぐ
カモミールの持つ苦みや渋みが出すぎないようにするため、お湯は沸騰してから少し置いたものを使うようにしましょう。
また、長い間抽出を続けると苦みが出やすくなるため、3分ほどで抽出をやめるのが良いですよ。
もっと詳しくハーブティーの淹れ方を知りたいという場合は、こちらの記事も参考にしてみてください♪
カモミールティーがまずいと感じるときには、正しい淹れ方を試してみてください!
カモミールティーがまずいときにおすすめの飲み方
カモミールティーがどうしても飲みにくいという場合には、飲み方を少し工夫するのがおすすめです。
- はちみつを加える
- 牛乳を加える
- ショウガを加える
- リンゴ果汁を加える
- 他のハーブとブレンドする
- 紅茶とブレンドする
これから、カモミールティーがまずいと感じるときに試したい飲み方をご紹介します!
はちみつを加える
カモミールティーがまずいと感じるときには、まずははちみつを加えてみてください。
はちみつにはまろやかな甘さがあるため、甘い香りを持つカモミールとの相性が良いんですよ。
ティーカップ1杯のカモミールティーに対して、小さじ1杯のはちみつを加えるのがおすすめです。
それでもまだ飲みにくいという場合には、少しずつお好みで量を増やしてみてくださいね。
まずいカモミールティーを甘くする方法を知りたいときには、こちらの記事もおすすめです。
牛乳を加える
カモミールティーが飲みにくい場合には、牛乳を加えてミルクティーにするのもおすすめです。
牛乳を加えることでカモミールティーの苦みが抑えられ、飲みやすくなります。
さらにはちみつを加えて、はちみつミルクティーにしてもおいしいですよ♪
完成したカモミールティーに加える場合は、ティーカップ1杯に対して50～100mlの牛乳を加えるのがおすすめです。
牛乳は常温に戻すか、電子レンジで温めておくと良いですよ。
また、カモミールと牛乳を一緒に煮出すとさらにおいしくいただくことができます。
これから、煮出して作るカモミールミルクティーのレシピをご紹介しますね。
- カモミール茶葉: 大さじ1
- 牛乳: 150 ml
- はちみつ: 小さじ1
- 鍋
- 茶こし
牛乳やはちみつの量はお好みで調整してくださいね。
茶こしがない場合は、カモミールの茶葉をティーバッグなどに入れて煮出すと良いですよ。
- 鍋にカモミール茶葉と牛乳を入れる
- 火にかけて、沸騰する直前で止める
- 鍋にフタをして3分蒸らす
- 茶こしでこしてティーカップに注ぐ
- ミルクティーが温かいうちにはちみつを入れて混ぜる
カモミールミルクティーは、ぐっすり眠りたい夜におすすめです!
ショウガを加える
カモミールティーを甘くせずにアレンジしたい場合は、ショウガを入れるのもおすすめです。
寒い日にショウガ入りのカモミールティーを飲むと、身体がポカポカしますよ。
ティーカップ1杯のカモミールティーに対して、小さじ1/2杯のすりおろしショウガを加えるとすっきりとした味わいになります。
すっきりとしたカモミールティーを楽しみたいときにお試しください♪
リンゴ果汁を加える
カモミールにはリンゴのような甘い香りがあるので、リンゴ果汁を加えるのもおすすめです。
リンゴの爽やかな風味が加わり、甘酸っぱい味わいになりますよ。
ティーカップ1杯のカモミールティーに対して、小さじ1杯のリンゴ果汁を加えるのがおすすめです。
また、リンゴ果汁の代わりにリンゴジュースを加えると、甘さが足されて飲みやすくなります。
リンゴジュースの場合は、ティーカップ1杯のカモミールティーに対して50～100mlほど加えるのが良いですよ。
私は果汁100%のジュースを加えるのが好きです!
他のハーブとブレンドする
甘さを足さずにカモミールティーを飲みやすくしたい場合は、他のハーブとブレンドするのも良いです。
カモミールの味にはクセがないので、他のハーブとの相性が良くブレンドに適していますよ。
その中でも特におすすめなのが、レモングラスやレモンバームなどのレモン系のハーブです。
レモン系のハーブには爽やかなレモンの香りとまろやかな甘さがあるので、カモミールティーをさっぱりと飲みやすくしてくれますよ。
また、清涼感のある香りがお好きな場合はペパーミントやスペアミントをブレンドするのもおすすめです。
私はよくカモミールとミントをブレンドして飲んでいます。後味がすっきりしますよ♪
カモミールティーにハーブをブレンドする際は、1:1で合わせて飲んでみてくださいね。
紅茶とブレンドする
ハーブティーが苦手な場合には、紅茶とブレンドするのもおすすめです。
紅茶からほのかに甘いカモミールの香りがして、癒されますよ。
ブレンドする際は、カモミールティーと紅茶を一緒のタイミングで蒸らしましょう。
紅茶の量は、ティーバッグ1つ分くらいがちょうど良いですよ。
カモミールティーがまずいと感じるときには、はちみつや牛乳を合わせたり、ハーブや紅茶をブレンドしたりすると飲みやすくなります。
いろいろと試して、おいしいと感じるカモミールティーの飲み方を見つけてみてくださいね。
まとめ
- カモミールティーがまずいと感じる原因には、ハーブティーの味に慣れていないことや間違った淹れ方をしていること、品質が悪い茶葉を使っていることなどがある
- 正しく淹れることで、カモミールティーをおいしくいただくことができる
- まずいと感じるときには、はちみつや牛乳を合わせたり、ハーブや紅茶をブレンドして飲みやすくする工夫をすると良い
今回は、カモミールティーがまずいと感じる原因や対処法についてご紹介しました。
どうしても飲みにくいと感じる際は、正しい淹れ方を試したり、飲み方を工夫したりしてみてくださいね。
あなたがカモミールティーをおいしくいただけるようになることを、願っています♪
